門扉をはじめ、駐車スペース、テラスやデッキ、フェンス、アプローチ、さらには庭や植栽などを含む外構は、家の「顔」にあたる部分です。
建物本体に比べ、ついつい後回しになりがちな箇所ですが、実は、家の印象を大きく左右する重要な部分なのです。
今回は、理想の外構を作るためのポイントをご紹介します。
ポイント①:後回しはNG! 最初の段階で予算を検討しましょう。
家を建てる段階で、予算をどれだけ割り当てるのかを併せて検討することが理想の外構づくりのカギになってきます。
庭・外構の坪単価の目安は、家の6分の1ほどといわれています。
たとえば、外壁を1ランク下げてでも、庭を重視する方が完成度の高い家になるといわれています。
外構を作る費用感は、以下の通りです。
家とバランスのとれた外構と庭を望むなら → 建物価格の約12%
家とバランスのとれた外構だけを望むなら → 建物価格の約8%
最低限の機能として外構を望むなら → 建物価格の約5%
ポイント②:どこに何を配置するのか「ゾーニング」を明確に
外構のおもな構成は、以下の4つ。
①門周り・アプローチ…とくに門は、家の第一印象を決める大切な部分です。
②駐車スペース…道路の幅員や駐車台数によって決定。スムーズな導線のつながりも考慮。
③メインガーデン…観賞用なのか実用性を持たせるのか。ライフスタイルに合わせて計画。
④サービスヤード…作業内容に合わせて広さ、日照、導線などを計画。
敷地の高低差、隣地や道路との関係、スムーズな導線などを考慮して、上記4つを配置しなければ、デザインや機能性が優れた外構を設けたとしても、その脳力を十分に発揮できません。
ゾーイングが外構計画のポイントです。
ポイント③:外側の見栄えはもちろんですが、室内からの見え方も意識して
ついつい忘れがちなのが、室内からの見え方。
窓を通して広がるメインガーデンの眺めはもちろんですが、背の高い木々を植えることで室内に入る日差しが和らいだり、格子の塀を設置することで周囲からの視線を遮れたりと、外構計画によって室内の印象は大きく変わります。
アイムの家では「アイムの庭」のプロジェクトを設けております。
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