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火災保険と地震保険の違いとは?
2020.09.11
「最大級の警戒」が叫ばれた台風10号
各地で暴風が吹き荒れ、停電や土砂崩れなど、被害が出ました
このように近年では、台風や地震、豪雨などの自然災害が全国各地で問題となっています
これからお家づくりを検討される人は、
「災害に強い家」というのも大事なポイントになっていると思います!
そこで、もう一つ注意してほしいものが「保険」です
保険は私たちの「命」と「生活」を守る大切な役割を持っています
今回は、保険についてご紹介します!
※全ての保険に共通する内容ではありません。
■ 保険の種類
住宅に対する保険は、
「火災保険(総合保険)」
「地震保険」
大きく分けて、上記の2種類です。
火災保険とは…
火災、落雷、破裂・爆発、風災、水災など、
火災や自然災害のリスクから大切な住まいや家財を補償する保険です。
地震保険とは…
地震もしくは噴火またはこれらによる津波(以下、「地震等」といいます。)を原因とする
火災、損壊、埋没または流失のリスクから大切な住まいや家財を補償する保険です。
火災保険・地震保険はそれぞれ災害のリスクに対する保険ではありますが、
その保険内容には異なる部分も多く注意が必要です。
① 地震保険は単独では加入できない
地震大国の日本では、新築時に地震に対するリスクを考えて火災保険だけでなく、
地震保険もセットで検討される方が大半です
中には、「火災保険に地震保険が組み込まれていると思っていた」という方も非常に多いです。
しかし、実際には火災保険と地震保険は保険内容も異なる別契約のものです
また、「火災保険と地震保険をそれぞれ別の保険会社で契約したい」
という方もたまにいらっしゃいますが、
地震保険は原則、単独では契約ができません。
つまり、基本的に地震保険に入りたい場合は、
火災保険とセットで契約しなければならないということです
② 火災保険と地震保険の最長保険期間は異なる
同じように見られがちな火災保険と地震保険ですが、
それぞれの最長保険期間は異なります。
火災保険は最長10年、地震保険は最長5年と定められています
これは、どこの保険会社も一律の基準となっており、
どちらの保険も最長に設定した場合でも、
地震保険の更新は火災保険に比べて、倍のペースで更新が必要となります
もちろん、更新時には費用も必要なので、
その更新費も計画的に準備しておくことが大切です
③ 地震保険は火災保険の30%~50%の保険金となる
火災保険と地震保険の違いで最も注意してほしいポイントが
「保険金」についてです
火災保険は保険対象物(ここではお家)のご契約金額が保険金の限度額となります。
一方、地震保険は火災保険金額の30%~50%が限度額となります。
例えば、火災保険の保険金が2000万円の場合、
地震保険は最高で1000万円までしか保険金をかけられません
もし、地震が起こり、建物の被害が全損で保険金の満額が支払われる場合でも、
1000万円までとなり、建物金額の半額までしか保険金が支払われません
また、保険金の支払いについても異なります。
火災保険は保険の対象を再調達するのに必要な実費がご契約金額を限度に支払われますが、
地震保険は実際の修理費ではなく、「全損」「大半損」「小半損」または「一部損」など、
損害の程度に応じて、ご契約金額の一定割合が支払われます
火災保険と地震保険、どちらも災害などで、
お家に万が一のことがあった時に、とても大切な保険です
お家を建てるときには建物の性能も大事ですが、
保険のこともしっかり理解した上で、加入してくださいね!
ちなみにアイムの家では、地震保険に加え、
別途で600万円の地震保証が付帯できます
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