スタッフブログ
憧れの吹き抜けのメリット・デメリット
2020.07.17
初めてのお家づくりで、何から始めれば良いのか分からず、
「とりあえず住宅展示場に行った」という人は多いのではないでしょうか?
住宅展示場は多数の住宅会社を一度に見て回ることができるので、
家づくりの第一歩としては行きやすいですよね
そんな住宅展示場に行ったとき、皆さんの中に、
「吹き抜けのお家が多いなあ」と思われた方はいませんか?
実際、住宅展示場に行くと、かなり高い割合で「吹き抜け」が取り入れられています
ちなみに問屋町テラスにあるアイムのモデルハウスにも吹き抜けがあります
吹き抜けは空間をより広く見せたり、
ゆったりとした上質なイメージに仕上げることができるので、
住宅展示場では吹き抜けをつくることが非常に多くなっています
住宅展示場で見た吹き抜けに憧れて、
「自分の家にも取り入れたい!」
と思う人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「吹き抜け」についてご紹介します
■開放感VS冷暖房効率
吹き抜けは開放感が生まれることが1番の魅力とも言えます
天井が高く、圧迫感がなくなることで生まれる開放感は、
お家の居心地の良さを上げてくれます♬
一方で、「吹き抜けって寒いですか?」という質問もよく受けます
確かに吹き抜けによって空間が広くなる分、
吹き抜けがないお家に比べると冷暖房効率は劣ってしまいます
しかし、冷暖房の効きがずっと悪いわけではなく、
断熱性能が高いお家であれば、
一度、冷暖房が効けばその効果を持続することができます
そのため、吹き抜けの有無によって冷暖房効率は変わっても、
寒さに関しては断熱性能が高いかどうかが重要なポイントになります
■明るさVS掃除・メンテナンス
吹き抜けをつけることによって、
お家の中が明るくなるということも大きな利点です
吹き抜けの上部に大きな窓をつけることによって、
高い位置から光をしっかりお家の中に取り入れられるようになります!
狭小地や隣家の状況によって、
日当たりが期待できないような場所では、
吹き抜けによって光を取り込むことで、
立地のデメリットを解消できることもあります
上記のように吹き抜けと窓はセットで検討される方がほとんどですが、
そこで難点となるのは窓の掃除です
高い位置に取り付けられた窓は掃除がしにくく、
ホームセンターなどで高所用の窓掃除の道具を購入したり、
業者に頼んだりと手間がかかります…。
こまめな掃除を希望される方は
掃除がしやすいように間取りや掃除道具など工夫する必要があります
■家族との距離VS音や臭いの広がり
吹き抜けを通して1階と2階をつなぐことで、
家族がどこにいるのか気配を感じることができます
幼いうちは1階で遊ぶことが多いお子様も成長するにつれ、
2階で遊ぶようになり、両親の目の届くところにいることも減ってきます
そんなとき、吹き抜けがあれば、
声をかけなくてもどこにいるのか分かることもあります!
ただし、逆を言えば、どこにいても音が響きやすいということです
音だけではなく、臭いも同じです。
リビングで料理している臭いが2階へ広がってしまうということも…。
そのため、吹き抜けをつくる際には音や臭いなどには注意が必要です!
吹き抜けがあることで、
「日中電気をつけていなくても家の中が明るい」と
喜ばれることも多いですが、
吹き抜けをつくるためのスペースを確保するために
他の部屋が小さくなってしまったという人もいます
憧れの吹き抜けにも良い面、悪い面がありますので、
両方を加味した上で、お家に吹き抜けを取り入れるか検討してみてくださいね!
- アイムの家を見てみたい方はこちら
- アイムの家の施工事例はこちら