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スタッフブログ

見落とし危険!土地にかかる5つの追加費用?

2020.05.28

家を建てる際に、土地から探される方も多いのではないでしょうか?

弊社でも約7割の方が土地を購入し、お家を建築されています

土地は家と同じく、高額なので、気軽に購入できるものではありません。

また、土地は1つとして同じものが無く、数も限られています

そのため、理想の土地を探すことはとても大変なことです…。

そんな土地探しで失敗しないために、今回は土地にかかる費用についてご紹介します



一般的に土地の費用というと、

「土地代金」

「仲介手数料」

上記の2つを思い浮かべる方が多いと思います


しかし実際には、この2つ以外にも土地によって別途費用がかかるものがあります!


■軟弱地盤

岡山県は埋め立て地が多いこともあり、地盤の弱い地域が多々あります

地盤が弱い地域に建築する場合には、地盤を強くするための地盤改良費がかかってきます。

場所や建物の大きさによって、金額は変わりますが、100200万円程度の費用が必要になります

ただし、1m~10mの地面の深さのことなので、実際に調査してみないと正確な費用は分かりません…。

そのため、弊社では、建築予定地の周辺で地盤調査を行っているところの結果を基に、地盤改良費を予算取りして、計画を進めていきます

特に「河川敷や沼地・水田などを埋め立てた造成地」や「傾斜に盛り土をして作られた造成地」などは地盤が軟弱なケースが多いので、注意が必要です


■古家

気に入った土地に既に建物がある場合もあります

その時に既存の建物の撤去は

「買主」、あるいは「売主」のどちらの負担なのか必ず確認してください

土地の代金は安くても、建物の解体費が別途なのであれば、

「土地代金+解体費」が実際に土地にかかる費用となります

ちなみに建物だけでなく、

「その土地に不法投棄されているものがないか?」

「ブロック塀などがある場合、今後も使えそうなのか?」など

その土地にあるものは、どうなるのか確認してみてください。




■上下水道

売買されている土地には「上水道や下水道などのライフラインが整っている」と思われている方が非常に多いです。

しかし、実際には上下水道の引き込みがなかったり引き込みはあっても費用は別途必要になっているのも稀なことではありません

見た目では整備がされている新規分譲地だとしても、水道の引き込みはしているが、費用は別途となっていることが一般的です。

水道の引き込みがない場合、引き込みの工事費や自治体に支払う負担金が発生するので、費用は想像以上に高額になるケースも…。

費用の目安としては、

水道工事費:60万円程度

水道加入金:1025万円程度

下水道の場合もほぼ同額ぐらいかかります

※金額は地域によって異なります。



■高低差

道路との高低差がある土地の場合、造成費や擁壁工事費がかかってきます

※擁壁とは、主にコンクリートブロックや石などを使用した壁状の構造物で、高低差のある土地で、斜面の土が崩れるのを防ぐためのものです。


例えば、

道路より低い土地であれば、雨水が道路から敷地内へ流れてきたり、家庭排水が道路の側溝へ上手く流れなかったりします。

そのため、敷地内に土を盛る際の「土の費用」や土が道路へ流れていかないようにする「土留め施工費」をかけて、道路との高さを調整します。

逆に、道路より高い土地の場合には敷地内への車の乗り入れが困難であったり、擁壁の工事をしたりなどが必要になります。

また、道路と高さを合わせるために土を削るので、「土を捨てる費用(残土処分費)」「造成費用」などがかかります。



■道路幅

岡山県は車の保持者が多い県なので、問題になることは少ないですが、実は道路幅によっては追加費用が発生する場合があります。

家を建築する際には大きな2トントラックが工事中に何回も出入りします!

基礎工事の時にコンクリート車、

上棟日に資材を運ぶ車、クレーン車など…。

このような大きなトラックが必要な工事の時に、

道が狭く、トラックが入り込めない場合には、

小型車で回数を分けて運ぶ必要があります

また、人が担いで運ぶということもあるでしょう…。

そうなれば、工期が延びたり人件費や運搬費などが通常よりも割高になったりします



その他にも

「土地に対する固定資産税の負担」

「団地協定や用途地域による構造の指定や制限、それにかかる別途申請費」など

地域ごとにも異なる注意点もあります。


土地探しの時に予算をしっかり考えておかないと、

土地にかかる費用が増え、こだわりたかった建物にお金をかけられなかったということにもなってしまいます

そうならないためにも、土地探しを行う際には建てたい建物代金も考慮し、土地にかけられるお金をしっかり把握しましょう

そして、土地探しの際には土地代金だけではなく、その他にかかる費用はないかしっかり確認しながら、土地探しを進めてくださいね


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